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フジミ 1/700 日本海軍 超弩級戦艦 大和 1回目


フジミから新発売の大和
また大和か言うなかれ
このキットは、艦船模型・・・ひいてはスケールモデルの新たな一歩と言うべきキットだ
初心者にも、艦船模型に慣れた人にも

まず第一に、成型色に色がついている
つまり、塗装しなくても、それなりの見栄えで完成する
自分が見た限り、塗装した方が良いと感じたのは、主砲基部のキャンパスとスクリュー軸とスクリュー、菊の御紋章辺りかな
つまり、ガンプラマーカーの白と金があれば問題なしw

第二に、スナップキット・・・つまりはガンプラと同じくはめ込み式で基本接着剤が要らない
基本と書かせてもらったのは、キットにはディティールアップの為のパーツがいくつか入っており
それを使いたい場合は接着の必要がある為
ぶっちゃけ、それは無くても完成する

第三に、ゲートがすべてアンダーゲートで作られている
これが何を意味するのか
それは・・・塗装が楽になる
パーツが殆ど色ごとに分割されているので
ランナーにパーツをつけたまま塗装しても
ゲート跡のリタッチが要らない・・・
となるとフジミは、これ完成品出すつもりなのかな?

第四に、現在の成型水準でパーツが作られている
大和は人気の戦艦だけど
ウォーターラインの現行品でもそこそこ古い
パーツの精度で一番目立つのは、96式25mm三連装機銃
古いキットだと、箱に三本の棒が生えているだけ
というのもあるくらいだが
数が多くてガンメタル塗装だと特に目立つ
それが、このキットだと
しっかりと銃座が再現されている
さすがに、ファインモールドのナノドレッドには敵わないけど
あれは、24基の機銃だけで1000円越えのアフターパーツだけに
キット標準のパーツで、この精度が出ていたら御の字と思われる

と、長々と書いたけど
全てをひっくるめて
模型なんてガンプラしか作ったことが無いよとか
興味あるけど接着剤や塗料などの有機溶剤は・・・と思っていた方
模型は作るけど、仕事忙しくて塗装にガッツリ時間を割けない
そういう方にピッタリなキットと言える

タミヤやフジミの特シリーズの大和より、幾分かお高くなっているけど
その分、作りごたえのあるキットになっていると思う


箱自体、少し大きめなのだが
中には、ランナーがこれでもかと入っている


船体中央部のパーツ裏側
アンダーゲートになっており、ランナーごと塗装する自分にとっては
とても素晴らしい設計と思っている


デカールではなくシールというのがちょっと惜しい
自分としては、水偵の日の丸と飛行甲板のリノリウム製通行帯くらいは水転写デカールにしてほしかった
というか、主砲のキャンパスをシールで対応するつもりだったのか・・・


細かいツブツブなパーツ
ランナー3枚分もある
これは何だ?

と思ったら、ディティールアップのための
25mm三連装機銃用の弾薬箱だそうで・・・
男たちの大和で対空戦闘中に中村獅童さんが運んでいたあの箱です


最初の画像がキットの25mm三連装機銃
二枚目のものが、ファインモールド ナノドレッドの25mm三連装機銃
ナノドレッドの方が機銃座の左右にある足を置く部分がきれいに抜けていたり
銃身も細いのだが
大体の形は同じように作られていて
自分としては、置き換えが要らないと思いました
強いて言うなら、キットの機銃はナノドレッドより一回り大きいですが気になりません


昨日、ツイッターで紹介したら
一番反応があったプラ製ピンセットw
シールド付25mm三連装機銃の銃身部分はピンセットないと取り付けにくそうな感じだった
それでも、はめ込み式
素晴らしいw

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2015年03月17日 00:00に投稿されたエントリーのページです。

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