ヤマシタホビー 1/700 特型駆逐艦2型A型 曙
洋上ジオラマ編


サムネイルはかなりサイズは小さくしているけど(20KB未満)
クリックして開く元画像はサイズがでかいので(最大8MB程)モバイル環境では注意を

最終更新日:2018/12/04


使用する(かもしれない)材料

冬になると作りたくなる洋上ジオラマ
なんで樹脂の硬化が遅くなる寒い時期に作りたくなるのか
自分でも謎だ

今回はヤマシタホビーの曙を使って作ろうと思う
もちろん、今回も手探りでの作成だ
船体は完成してもジオラマが完成するとは限らない・・・がんばるけど


台座とするのは駆逐艦を飾るにはちょうど良いサイズである
ダイソーのケース108円
このサイズの物は、通勤途中の小さなダイソーの店でも売っているので
自分でも手に入れやすい


水面の表現には
この手の鉄板素材である
KATOのリアリスティックウォーターと
波音カラーのネイビーブルーとターコイズ


台座に使う小道具には
タミヤの角プラ棒2mmと
底面を塗装する青色にMr.ColorのGX5スージーブルー


リアリスティックウォーターを流し込むだけでは
平らな水面にしかならないので
水面の波表現として定番のウォーターエフェクトを使う
ウォーターエフェクトは硬化すると透明なので波しぶきを着色する為に白波カラーも用意した
白波カラーでなくてもアクリル塗料で大丈夫だと思うけどね
ここは、素材にKATOの製品を多く使っているので、その流れという事で


大波小波とさざ波
どちらも、ジェル状の素材で
商品名通り波の表現に使えるものだ
二つの違いは、大波小波がサーフィンに乗るような波も表現できるハードジェル
さざ波が少し緩いソフトなジェルだ、それでもそこそこの粘度はあるのでウォーターエフェクトより表現性が高い
ただ、この二つは使うかどうか分からない・・・今のところは
とりあえず紹介だけしておく


台座づくり

早速台座の加工開始
まず縁をマスキングテープで囲う
そのままリアリスティックウォーターたらすと縁が無いので零れ落ちる
その為の処理
リアリスティックウォーターは、漏れやすいと評判なので
しっかり隙間をふさぐ
写真の場合4重でガッチリと囲っている

次に、底面をスージーブルーで塗装する
ケースの地の色である黒のままだと海底としてはどうかと思ったので
この色にした
蒼すぎず、緑すぎない
そこそこの深さのある海底と言うイメージ

次は、ネジ穴の位置を決める
キットの船体を用意して
大体のあたりを付けておく
この時船体も一緒にドリルで穴あけすると確実

今回使用したネジサイズはM3規格の物
ナットは、薄い2mmのものを使用している
手持ちのネジが微妙に長くて台座底面にナットを置いた
あと、裏側にもナットをはめて計4mmのかさ上げをしている

船体加工の方で後述もするが
船体の内部が2mmしか空間が無く
ネジが甲板から飛び出してしまうので、台座の方で調整することにした
ただ、2mmの空間なので
ナットの横方向の固定をしてしまえば上側の固定が要らなくなるのでこのキットはその点が楽だった

経験上、軽巡以上のサイズの船だと
かさ上げは殆ど必要ない

ナットナットと書いているが
この台座のナットは固定していない
というか使わない
リアリスティックウォーダーが硬化したら外す
横にある2mmのプラ棒で船体を支える
色を塗っていないのは横着しているだけ
船体の下に隠れるように配置しているけど
外から見えるようなら、エフェクトで隠すようにする

ここに2mmのプラ棒を使ったのはリアリスティックウォーダーを流した時の目安にする為
リアリスティックウォーダーは3mmより厚くすると硬化しにくいので
この2mmを上限にしたら
多少硬化しやすくなる、と思いたい


リアリスティックウォーダーを紙コップに移して
波音カラーで着色
ターコイズとネイビーブルーを2対1で入れた
ドボトボ入れた・・・濃すぎた(ぉぃ

きちんと、考えて色は投入しよう


台座に流し込む
プラ棒の上面が見える程度でとどめる
表面張力が効いている程度が良い・・・かな?
多少引けるみたいだし


ドライヤーで温めて表面を固めた
ケースをかぶせたら水蒸気で曇ってしまった

硬化がおそくなったては困るので
ケースを外して硬化を待つ


一つ前の写真から6時間経過した
硬化具合は・・・微妙、多少は進んでいるけど
一応24時間で硬化とあるが気温が低くて水分揮発しにくい
もっとかかるかもしれない


硬化開始から22時間経過
ちょっと芯のあるババロアのようになった
硬化が遅いのは、気温が低いのが原因かな
誰だよ、こんなに寒くなってから洋上ジオラマ作ろうと思ったのは(俺だよ
もう一日硬化させてから作業続行だな(船体作れよ

しかし、こんな所にまでわんこの毛が侵入しているとは・・・俺の作業部屋には犬を入れていないのに


48時間経過
気温が低いせいか、緩めのゼリー程度の固さ
つい指で触って左上の方に跡を付けてしまった
まだ緩いので数時間後には、目立たなくなったけど
もう一日放置してみる


72時間で完全硬化した
これで作業再開だ

船体は、プラ棒が支えるのでナットは邪魔なので
設置していたナットを除去した


とりあえず、船体を設置してみる


リアリスティックウォーター・・・結構引くな
1mmとまでは行かないが0.7mm程低くなってしまった
もう一層リアリスティックウォーターを・・・と思ったけど
これくらいだったら、さざ波を使って水面を作ろうと思う


船体づくり

船体の加工を開始する
まず、船体を台座に固定するナットを仕込む

いつもなら、長船首楼型の特徴である船首部分の嵩高いところにナットを仕込むのだが
このキットは、甲板を船体内に支えがあるので
その区切りを固定材の支えの一つにする

船体内部は、2mmと少ししか隙間ができないようで
2mm厚のナットを入れるとネジの高さに余裕がなくなってしまう
キットによっては、甲板貫いて
構造物の中に入れてしまう事も出来るけど
このキットの場合は、それが出来ないので
台座の方で調整することにした


2mmのプラ棒を切り貼りして接着剤で固定
ナットも点付けだが一応瞬間接着剤で固定してある
上から、光硬化パテを覆った方が良いとも感じたけど
隙間が少なさそうだから、やめた